みちのく桜鑑賞ツーリング(滝桜・不動桜・石部桜) [CBR1100XX '97]
【奥州・白河の関にも春が来た】
2008.4.20(日)
4月を迎える前に都心の桜は満開となり、春の訪れを感じたのも束の間、気がつけば桜はピンクの花から緑の葉へ装いを変えています。年に一度の美しさを少しでも長く楽しもうと、桜前線を追って東北へ走ります。
場所は福島県の三春町。天然記念物にもなっている桜が、今まさに満開の時を迎えています。
三春滝桜(福島県田村郡三春町)
推定樹齢1000年の紅枝垂桜。日本3大桜の一つです。
名前通り、滝のように枝が流れ落ちています。
長い年月を経てもなお力強さを感じさせる幹。
下から見上げると、まるで空をつかむかのように枝を広げています。
花畑越しに見ると、不思議と優しい印象に変わります。
有名な桜とあって、観光客の数も半端ではありません。
続いて、近くに咲く不動桜を訪れます。
丘の上にひっそりと咲く不動桜。そばにある建物は、かつての寺子屋であったとも言われています。学校と桜、現代にも通じる組み合わせです。
続いて、菜の花畑と桜ロードを走って会津若松へ向かいます。
都心の葉桜を見慣れた今の僕にとっては、3週間前に時間を遡ったような錯覚を引き起こす風景です。オートバイという名のタイムマシンに乗って、お花見ツーリングを楽しみます。
城下町のシンボル、鶴ヶ城(福島県会津若松市)。
城内の至るところで桜が満開となっている景色は、弘前城を連想します。
時の権力者は、桜の美しさに魅了されていたのでしょうか。訪れる季節によって、城の印象が全く変わってくると思います。
そしていよいよ、今回の旅で一番会いたかった桜とご対面です。
石部桜(福島県会津若松市一箕町)
推定樹齢600年とまだ若い?ので、花も勢い盛んです。葦名の重臣・石部治部大輔の屋敷内にあった桜と言われています。現在は農村にひっそりと咲いていおり、そのシチュエーションが好きです。
基幹から8本の幹が立っており、生命の執念を感じます。
最後に、近くの飯盛山へ立ち寄ります。
白虎隊記念館。ちょっとした観光地になっています。
飯盛山から、鶴ヶ城と会津の町を眺めます。
戊辰戦争のさなか、戦火の上がる城下町を見て、城が落ちたと思い込み、若年の白虎隊士たちが自刃をしたのはあまりに有名な話です。生きて恥をさらすことが許されなかった時代、潔さを重んじる武士の生き様は過酷であったことでしょう。現代人が忘れてしまった心意気、見習うところもあると思います。
みちのくの旅を満喫した後は、超特急で帰路につきました。桜前線を追う旅、来週も続くかな?
次は北海道まで北上しよう(^^)。
【距離】 740km
2008.4.20(日)
4月を迎える前に都心の桜は満開となり、春の訪れを感じたのも束の間、気がつけば桜はピンクの花から緑の葉へ装いを変えています。年に一度の美しさを少しでも長く楽しもうと、桜前線を追って東北へ走ります。
場所は福島県の三春町。天然記念物にもなっている桜が、今まさに満開の時を迎えています。
三春滝桜(福島県田村郡三春町)
推定樹齢1000年の紅枝垂桜。日本3大桜の一つです。
名前通り、滝のように枝が流れ落ちています。
長い年月を経てもなお力強さを感じさせる幹。
下から見上げると、まるで空をつかむかのように枝を広げています。
花畑越しに見ると、不思議と優しい印象に変わります。
有名な桜とあって、観光客の数も半端ではありません。
続いて、近くに咲く不動桜を訪れます。
丘の上にひっそりと咲く不動桜。そばにある建物は、かつての寺子屋であったとも言われています。学校と桜、現代にも通じる組み合わせです。
続いて、菜の花畑と桜ロードを走って会津若松へ向かいます。
都心の葉桜を見慣れた今の僕にとっては、3週間前に時間を遡ったような錯覚を引き起こす風景です。オートバイという名のタイムマシンに乗って、お花見ツーリングを楽しみます。
城下町のシンボル、鶴ヶ城(福島県会津若松市)。
城内の至るところで桜が満開となっている景色は、弘前城を連想します。
時の権力者は、桜の美しさに魅了されていたのでしょうか。訪れる季節によって、城の印象が全く変わってくると思います。
そしていよいよ、今回の旅で一番会いたかった桜とご対面です。
石部桜(福島県会津若松市一箕町)
推定樹齢600年とまだ若い?ので、花も勢い盛んです。葦名の重臣・石部治部大輔の屋敷内にあった桜と言われています。現在は農村にひっそりと咲いていおり、そのシチュエーションが好きです。
基幹から8本の幹が立っており、生命の執念を感じます。
最後に、近くの飯盛山へ立ち寄ります。
白虎隊記念館。ちょっとした観光地になっています。
飯盛山から、鶴ヶ城と会津の町を眺めます。
戊辰戦争のさなか、戦火の上がる城下町を見て、城が落ちたと思い込み、若年の白虎隊士たちが自刃をしたのはあまりに有名な話です。生きて恥をさらすことが許されなかった時代、潔さを重んじる武士の生き様は過酷であったことでしょう。現代人が忘れてしまった心意気、見習うところもあると思います。
みちのくの旅を満喫した後は、超特急で帰路につきました。桜前線を追う旅、来週も続くかな?
次は北海道まで北上しよう(^^)。
【距離】 740km
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