映画「ロッキー・ザ・ファイナル」を観て [独り言]
僕が小学校高学年の頃、映画「ロッキー4」を観た。ちょうど映画に興味を持ち始める年頃だったので、今でもその時の記憶がはっきり残っている。映画の内容はメッセージ性のあるものだったが、当時子供だった僕はそれには気づかず、ただの娯楽映画として楽しんだ。
あれから20年・・・。今日、「ロッキー・ザ・ファイナル」を観た。
とてもいい映画だった。心に残る台詞がいくつかあった。
「人生ほど重いパンチはない」
「怖い時ほど強気になれ」
「世間を気にせずやりたいことをやれ」
妻に先立たれて、言葉の中に寂しさを漏らすシーンや、かつての盟友たちと一緒に協力して試合に臨むシーンがとても印象的だった。
おそらく、この映画を製作することは、スタローンにとっても最大の挑戦だったのではないか?60歳を過ぎて、肉体をさらけ出すアクション映画を撮ることは、勇気のいることだったはずだし、周りからもいろいろ言われたに違いない。
しかし、この映画に懸ける彼の情熱が、スクリーンからもの凄く伝わってきた。ロッキーを演じるのではなく、スタローン自身の人生観をさらけ出していた。久しぶりに映画を見て感動した。
あれから20年、僕は当時と変わらない情熱を持っているだろうか?
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