其の七 CBR1100XX ’97 [俺とバイク]
(其の六 からの続き)
2006年10月。
ゼファー750の車検を間近に控えて、俺は迷っていた。
ゼファー750のデザインに惚れ込んでいて、お気に入りのバイクであったが、10年目を迎えて各部にガタがきていたことと、ワインディングを攻めた時の限界性能の低さが気になっていた。
どうせ車検にお金を使うなら、より高性能のバイクに乗り換えようかな、という気持ちに傾いてきた。いくつかバイクショップを周って程度の良いものを探す。そしていつしか、あのバイクばかりに目が行くようになった。
そう、7年前に新車で購入し、たった2ヶ月で盗まれてしまった
”CBR1100XX”だ。
ネットで検索すると、家からほど近いお店に一台あるようだ。期待して行ってみる。
ライダースサロンオオコシ(横浜市青葉区)
2006年10月。
ゼファー750の車検を間近に控えて、俺は迷っていた。
ゼファー750のデザインに惚れ込んでいて、お気に入りのバイクであったが、10年目を迎えて各部にガタがきていたことと、ワインディングを攻めた時の限界性能の低さが気になっていた。
どうせ車検にお金を使うなら、より高性能のバイクに乗り換えようかな、という気持ちに傾いてきた。いくつかバイクショップを周って程度の良いものを探す。そしていつしか、あのバイクばかりに目が行くようになった。
そう、7年前に新車で購入し、たった2ヶ月で盗まれてしまった
”CBR1100XX”だ。
ネットで検索すると、家からほど近いお店に一台あるようだ。期待して行ってみる。
ライダースサロンオオコシ(横浜市青葉区)
其の六 ZEPHYR750 [俺とバイク]
(其の五 からの続き)
バイクの代わりに車を買って、郊外へのドライブを楽しんでいたが、一年ほどすると飽きてしまった。車は移動には便利な道具であるが、運転自体に面白みが感じられない。
「またいつかバイクに乗りたいな」
と心の中で思っていたが、過去の盗難の件もあって、踏ん切りがつかなかった。
時は流れ、2006年の2月。
青年はネットで中古バイクを検索していた。意外と安く買えるバイクもあるようだ。バイクに乗らなくなってからも、心の片隅には常にバイクの存在があった。とりあえず見に行ってみるか、と軽い気持ちでバイクショップに足を運んだ。
そこで見たのは、1997年型のゼファー750。9年落ちの中古車だ。
見た感じは綺麗で悪くない。値段も26万円と、展示されている中古車の中で一番格安だった。
ワインレッドのゼファー750を見ていると、かつて自分が乗っていたゼファーを思い出す。これに乗ってみたいな、とバイク乗りの気持ちがよみがえってきた。店員さんの対応も良かったので、ゼファー750の購入を決めた。5年ぶりのバイク復帰である。
カワサキ ゼファー750 '97 68ps
バイクの代わりに車を買って、郊外へのドライブを楽しんでいたが、一年ほどすると飽きてしまった。車は移動には便利な道具であるが、運転自体に面白みが感じられない。
「またいつかバイクに乗りたいな」
と心の中で思っていたが、過去の盗難の件もあって、踏ん切りがつかなかった。
時は流れ、2006年の2月。
青年はネットで中古バイクを検索していた。意外と安く買えるバイクもあるようだ。バイクに乗らなくなってからも、心の片隅には常にバイクの存在があった。とりあえず見に行ってみるか、と軽い気持ちでバイクショップに足を運んだ。
そこで見たのは、1997年型のゼファー750。9年落ちの中古車だ。
見た感じは綺麗で悪くない。値段も26万円と、展示されている中古車の中で一番格安だった。
ワインレッドのゼファー750を見ていると、かつて自分が乗っていたゼファーを思い出す。これに乗ってみたいな、とバイク乗りの気持ちがよみがえってきた。店員さんの対応も良かったので、ゼファー750の購入を決めた。5年ぶりのバイク復帰である。
カワサキ ゼファー750 '97 68ps
其の五 XJR1300 [俺とバイク]
(其の四 からの続き)
ゼファーに続き、CBR1100まで盗難にあってしまった。バイクを所有することのリスクに改めて気づき、青年は少々嫌気がさしていた。
幸いにも盗難保険に入っていたので、車両価格の70%程度は保障される。追い金を払って、ヤマハのXJR1300を購入した。逆輸入車は価格が高いだけでなく、盗難の危険性も高かったので、国内仕様のバイクを選んだ。
XJRとの一番の思い出は、北海道をツーリングをしたことである。
道の駅江差 1999.9
ここへ寄った時に、食堂で鮭定食を食べた。素朴な料理であったが、ふっくらと炊いたご飯、濃厚な味付けの味噌汁、脂の乗った鮭にデザートのメロン。吟味された素材を上手に調理しており、大変なご馳走だった。いつかまた行ってみたい。
ゼファーに続き、CBR1100まで盗難にあってしまった。バイクを所有することのリスクに改めて気づき、青年は少々嫌気がさしていた。
幸いにも盗難保険に入っていたので、車両価格の70%程度は保障される。追い金を払って、ヤマハのXJR1300を購入した。逆輸入車は価格が高いだけでなく、盗難の危険性も高かったので、国内仕様のバイクを選んだ。
XJRとの一番の思い出は、北海道をツーリングをしたことである。
道の駅江差 1999.9
ここへ寄った時に、食堂で鮭定食を食べた。素朴な料理であったが、ふっくらと炊いたご飯、濃厚な味付けの味噌汁、脂の乗った鮭にデザートのメロン。吟味された素材を上手に調理しており、大変なご馳走だった。いつかまた行ってみたい。
其の四 CBR1100XX '98 [俺とバイク]
(其の三 からの続き)
1996年の秋、ホンダの新型バイクがセンセーショナルにデビューした。
CBR1100XX スーパーブラックバード
カウルに覆われた精悍な車体は、これまでに見たどのバイクよりもカッコイイ。そして最高出力はなんと164ps!! 時速300kmで走ることが出来るようだ。
1996年の秋、ホンダの新型バイクがセンセーショナルにデビューした。
CBR1100XX スーパーブラックバード
カウルに覆われた精悍な車体は、これまでに見たどのバイクよりもカッコイイ。そして最高出力はなんと164ps!! 時速300kmで走ることが出来るようだ。
其の三 ZEPHYR [俺とバイク]
(其の二 からの続き)
バイクを手に入れた少年は、どこへ行くにもバイクに乗って出かけるようになった。ツーリングよりも、日常の移動手段としてバイクを使うことが多かったが、充実したバイクライフを送ることができた。
少年はバイクに乗って楽しい学生生活を過ごしていたが、諸事情によりバイクを売却しなければならなくなった。JADEとは一年半、走行距離12,000km の付き合いであった。
バイクに代わる日常の移動手段として、マウンテンバイクを購入した。
Panasonic Mountain Cat
バイクを手に入れた少年は、どこへ行くにもバイクに乗って出かけるようになった。ツーリングよりも、日常の移動手段としてバイクを使うことが多かったが、充実したバイクライフを送ることができた。
少年はバイクに乗って楽しい学生生活を過ごしていたが、諸事情によりバイクを売却しなければならなくなった。JADEとは一年半、走行距離12,000km の付き合いであった。
バイクに代わる日常の移動手段として、マウンテンバイクを購入した。
Panasonic Mountain Cat